レフトとセンターの間

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しがないゲムヲ使いが強くなるためにゲムヲの知識をまとめると思います。多分。 Twitter→@satyukanSSBU

ゲムヲメインマックサブの使い手によるゲムヲのマック対策(後編)

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こんにちは、ついに重い腰を上げて後編を書く気になりました。でもノートパソコンで寝ながら書いてるのでよくよく考えたら全然腰上げてませんね。

前編のPV数が100を超えとてもありがたい限りです。

前編では、対マック全体の立ち回りについて大まかに解説しましたが、今回はより細かい解説をしていこうかなと思います。主に「着地狩り」「NBアーマー」「復帰阻止」「KOパンチ」についてです。特に、マックのNB*1のアーマーについては知らない人が結構多いと思うので、ここだけでも読んでおくことをお勧めします。

それでは行きましょう。(前編読んでない人は読もうね‼)

https://satyukangnw.hatenablog.com/entry/2020/06/08/215725←前編

 

1.着地狩り

前編でも少し触れましたが、マックは着地が非常に弱いキャラです。空中攻撃がすべて非常に貧弱*2なため、着地時に暴れるという選択肢が非常にとりにくく、読み合いが一つ制限されている状態で無理やり着地しなければなりません。

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↑マックの空Nの判定可視化。何故かケツに判定がある。が、やっぱり判定が貧弱。

ポイント①「しっかりと回避を見る

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マックは着地で空中攻撃で暴れるという選択肢が大分やりにくいため、どうしても空中回避に頼らざるを得ないときが多いです。

まず、多くなるのが急降下N回避です。マックは落下速度が非常に速いため、この択はマックにとって頼りたい強い択です。ただし、マックは空中回避の硬直が長めなので、*3この回避を見たらしっかりと地上から技を当てましょう。そのまま崖外に出せたらうまみ。強気に上スマホールドしてみてもよし。

次に着地寸前の空中移動回避ですが、こちらも落ち着いて見てから狩りましょう。残念ながらマックの空中移動回避は謎の力が働いており、非常に距離が短いため、結構狩りやすいです。たまに強気に下スマでも振ってみましょう。

ポイント②「カウンターを読んで掴みを振る

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ポイント①では技を振ってより大きいリターンを取ることを意識した解説をしましたが、マックは唯一の暴れ(?)択であるカウンター*4を持っています。強気にスマッシュホールドしてたらカウンター食らって大変なことになんてことも。その場合は、しっかりと掴みましょう。回避着地もカウンターもどちらも狩れるので、掴みを安定択として頭に入れておいてもいいかもしれません。もし、カウンターを読み切ればスマッシュホールドしてもいいです。(が、マックのカウンターは後隙が他のカウンターより短めなのでホールドしすぎに注意)

なお、カウンターは人によって手癖が大分出てきます。着地に何度も何度もカウンターを出す人もいれば、全くカウンターしない人もいます。その人がどのくらいの頻度でカウンターをしてくるか、しっかりと見極める必要があります。(個人的な意見ですが、マック側の%が高くなるとカウンターが増えてくる印象があります。)

以上の2つが着地狩りのポイントです。結局は読み合いですが、明らかにマック側不利な読み合いなのは言うまでもありません。しっかりと相手の回避とカウンターの頻度をよく見て、よりよい択を通しましょう。なお、台ありステージでマック側が台に回避等で着地しようとしている時は、しっかりと空上で狩りましょう。*5

2.NB(気合いストレート)のアーマーについて

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KOがたまっていないとき、マックのNBは「気合いストレート」という技になります。この技は、最初にBを押すと気合いをため始め、もう一度Bを押すとためた分の威力のパンチを、地上を滑りながら放ちます。(空中で出した場合は移動距離が大きく減る。)なんでそんな技を取り上げたかというと、なんとこの技、ためている時にアーマーが付いています。ため中は「8%未満の攻撃」をすべて耐えてくるため、ゲムヲの空中攻撃は「空下と空前の爆発以外」はすべて耐えられてしまいます*6

しかもこの技、1Fでアーマーが発生してしまうため、確定してない空中技を用いたゲムヲのコンボは、すべて割り込まれてしまいます。NBのアーマーで空中攻撃耐えて、パンチ出して反撃なんてこともできてしまいます。そのため、対リトルマックにおいて「コンボを妥協すること」は、非常に重要です。対ルイージと同じ感覚ですね。*7

しかしこの技は万能ではありません。この技は、

・ためた後、反転してパンチを出せる

・ためてから32Fの間は何もできない

・ためてから41F目から回避(ガード)でキャンセル可能。

ジャンプでキャンセルは不可能

・掴みは普通に通る。

という特徴を持っています。特に回避(ガード)でしかキャンセルできないということは、ゲムヲ側にとって非常に重要な特徴です。コンボを妥協してNBを出させてしまえば、いろいろお仕置きする方法があるということです。

お仕置き例① 真下に潜り込んで下スマ

下スマはしっかりとアーマーをはがせるうえ、両側に同時に判定が出る偉い技です。マックの回避は前述の通り移動距離が少ないため、安定して着地を狩ることができます。

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お仕置き例② 掴み

安定択です。マックが着地狩り拒否のために、早めに移動回避やパンチで移動したとしても、後隙をみてから狩ることができます。もちろんアーマーも無視できます。

お仕置き例③ 空前

台ありステージでマックが台の上に着地しようとしている時に有効です。空前の爆発ならば、しっかりとアーマーをはがすことができます。

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回避を使って位置をずらして台上着地をした場合、空Nや空上を使ってもいいでしょう。

と、いくつか例を紹介しましたが、正直NBを出したのが見えてしまえば、横強で狩っても上スマで狩ってもなんでもいいです。ただ、狩りやすいのは例に挙げた3つだと思います。

なお、このNBアーマーについてはマック使いでもよく知らない人がいるため、全然使ってこない人もいます。NBアーマーを使いこなしてくるマックは、猛者だと思っていいでしょう。(多分)

3.復帰阻止について

マックに勝つために履修必須な復帰阻止についてです。リトルマックは前作と違い横Bから行動可能になりましたが、結局かなりの復帰弱者です。真っ先に覚えてもらいことは、「マックは吹っ飛び緩和のために横Bをすぐ使うことが多い」です。基本的には、この横Bの後隙を狩る意識でいいでしょう。しっかりと崖外まで追い回しましょう。

では、いくつかの復帰阻止のパターンを考えていきましょう。

①近くに飛ばした時

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近くに飛ばされたときのマックの復帰は、横Bで直接崖につかまりに行くことが多いです。ジョルトの攻撃発生前に叩くイメージで空後を置いておきましょう。

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↑こんな感じ これだけでマックは復帰ができない

②そこそこ飛ばした時

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マック側が緩和でジョルトを使った場合、余裕でその後隙を狩れるくらいの距離です。ジョルトを使ったらしっかりと咎めに行きましょう。

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場合によっては即ジャンプをしたり、カウンターをしたりしてきます。その場合はしっかり上Bをしたり、マックの行動を観察して空後をしたりしましょう。

③遠くまで飛ばした時

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ここまで飛ばすと、ジョルトの後隙を狩るのは難しいです。その後のジャンプを上Bで狩ったり、カウンターや回避の後隙を空後で狩ったりしましょう。

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↑長いせいでちっちゃくなっちゃった

④上から直接崖つかまろうとしてきたとき

ゲムヲ側は大チャンス!と思うかもしれませんが、マックは崖のあたりでカウンターしてくることが多いです。本当に直接崖つかまってきたらしゃーないくらいの気持ちで、カウンターの後の上Bをしっかりと空下や下スマ、空後での崖メテオなどで狩りましょう。

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↑下スマホールドを見せておくことでマック側がカウンターしてくる確率が上がるかもしれない

⑤復帰にNBのアーマーを使ってきたとき

この復帰をするマックはおそらく相当な猛者マックでしょう。回避でしかキャンセルはできないので、フェイントをかけて回避崖つかまりを空後や横強、下スマやDAで狩りましょう。

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↑しっかりとNBの後の回避を狩る

⑥崖上で待って、崖つかまりにDAをするのは?

有効な場合もありますが、マック側がジョルトの判定を早めに出してきたときに判定負けしてしまうことが多いです。空後が間に合わなそうなときはDAでもいいですが、それをするくらいだったら崖シェフをした方が阻止率は上がるでしょう。

以上が大まかなパターンです。着地狩りと一緒でマックガン不利の読み合いですが、結局は読み合いなので、失敗することもあります。マックを崖外に出す回数をしっかりと増やし、試行回数で勝ちに行きましょう。間に合わないなと感じたら、崖シェフでいいです。

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↑KOを復帰で使ってくる偏差値5億マックもいるので頭に入れておこう

4.KOパンチを避けるために

マックといえばKOパンチです。これがトラウマなゲムヲ使いもたくさんいるでしょう。当たる方が悪いなんてよく言われることですが、9F発生のガー不技なんていつか当たります。

「マックのKOパンチに当たってしまう」→「Twitterでマックしょーもなとつぶやいてしまう」→「でもマックは弱キャラなんで~とリプされる」→「ブチギレ」→「ストレスで街中で暴れる」→「逮捕END」という最悪なルートを辿らないように、KOパンチに当たる確率を少しでも下げるコツを挙げていきます。

①まず、最低でも5秒は崖外や台上に逃げる。

マックのKOパンチは「KOがたまってから5秒後にやられ吹っ飛びになる攻撃を当てられたら」消えます。逆に5秒経つまで何されても消えません。

まずは、とりあえず5秒間、バケツの浮きや台を駆使して逃げましょう。気を付けなければならないのは、戦場や村街の低い台、すま村とポケスタ2の台は残念ながらKOパンチが当たるので、そこでの待ちはあまり意味がありません。やられ吹っ飛びに関しては、マックのKOがたまりやすい%帯(大体50%くらい)のゲムヲの攻撃は大体やられ吹っ飛びになるので、あまり気にしなくてよいでしょう。

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↑煙が出ていたらやられ吹っ飛び 両手を広げてる感じがとてもダサい

ダッシュ下強や回り込み回避に注意する

マック使いはKOを当てるために、ダッシュ下強や回り込み回避が多くなりがちです。マックの動きにはしっかり注意しましょう。運よく下強をガードできたら、上Bで反撃取ればKOは消えます。

③下強KOは外ベク変すると当たらない

KOたまってるマックに対して下強当たる時点でそれはアウトなのですが、下強KOはしっかりと外ベク変すると当たりません。DAで変な隙を晒してまずい!と思ったらマックとは反対方向にスティックを倒してみましょう。

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↑でも、後隙に直接KOぶち込まれたら4ぬ

④KOに当たってもブレない鋼のメンタルを持つ

最終的にはこれです。KOの放ち方はマック使いで変わってきます。ダッシュしてKOを思いっきりパなしてくるマックだったら、その場回避などでKOをよけることが正解になりますし、逆にしっかり様子見をしてくるマックだったら無理やりDAや掴みを通すことが正解になるときもあります。しかし、どうしても読み合いに負けてKOを当てられることはざらにあります。9F発生のガー不技なんていつか当たるに決まってます。しかし、そこでメンタルブレイクしてしまえばマック側の思うつぼです。最後までしっかりとあきらめずに戦いましょう。

5.まとめ

前編でも言いましたが、結局は読み合いになってしまうので、どこかでKOやスマッシュに当たってしまって早期撃墜されることはたくさんあります。しかし、マック側も着地や復帰の弱さのせいで、負け筋が無限にあります(使い手談)。崖に出してしまえば、いつでも1スト奪えるチャンスが巡ってくるのです。早期撃墜されてもあきらめず、逆にこちら側も復帰阻止で早期撃墜してやるという強気な心が、対マックで一番重要なことです。

いかがでしたでしょうか?この記事いいなぁと思ってくれた方は是非読者登録お願いします。ただし、有益な記事を書くという保証はありません。次の記事は未定!

p.s.結局は対戦経験なんだよね

*1:気合いストレート。KOがたまってないときに出せる

*2:そのくせに空前や空後はしっかり後隙がある。うんこである。

*3:そのせいで、崖外で受け身ミスの空中回避暴発でよくバーストする。

*4:判定持続5~27F 全体56F(後隙29F)ダメージ倍率1.3倍 カウンターにしては発生が早めで後隙も少ないため、強い

*5:空Nでもいいが、空上はカウンターが当たらないためこっちのほうがおすすめ。火力を稼げるのは空Nだが

*6:ちなみに、シークは上スマと攻撃上がり以外すべての攻撃を耐えられてしまう。かわいそう

*7:なお、マックは空中回避も2Fで出るため、N回避→横強反撃にも注意しなければならない。