レフトとセンターの間

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しがないゲムヲ使いが強くなるためにゲムヲの知識をまとめると思います。多分。 Twitter→@satyukanSSBU

ゲムヲメインマックサブの使い手によるゲムヲのマック対策(前編)

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こんにちは。10.5期で晴れてレート1700を達成し、その後は1670~1710あたりをうろちょろしているサチュカです。

今回は、要望もあり、Twitterのアンケートでも堂々の2位を飾った、「ゲムヲのマック対策」について書こうと思います。ゲムヲもマックもそれなりに使っていて、双方のキャラをちゃんと知っているという人はなかなか珍しいと思います。

一プレイヤーのメモ書きだと思って、フーンみたいな感じで見てください。それなりに長いけど。

なお、この記事は、思ったより長くなってしまったので前編と後編に分けます。この前編は、対マックの全体的な立ち回りについて書いていこうと思います。

1.そもそもマックってどんなキャラ?

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マックは、全キャラ中3位の走行速度*1を誇り、出が早い各種強攻撃とアーマーが付いたスマッシュ攻撃で、地上を制圧してくるキャラです。半面、空中戦は露骨に弱く、*2着地、復帰の読み合いが非常にきついキャラです。

マックは、「スマッシュぶんぶんしてるだけで滅茶苦茶強いやんけ、画面見ろよ畜生め」などと散々言われがちですが、どちらかというと地に足をべったりつけつつ、相手の甘えた行動(不用意な暴れ、回避、入れ込みなど)にマジレスをするキャラです。足の速さとアーマー、強攻撃の出の速さのおかげでそういうことができるわけですね。

また、ガーキャンの強さもそのマジレス性能に拍車をかけています。3Fで出て撃墜もできてしまう上Bと、10フレ発生で根本はよく飛ぶ上スマが持っているため、適当に技を振ってしまうと撃墜されかねません。(ただし、ゲムヲの上Bやウルフの上スマのように、両面対応ではない)

2.じゃあどう立ち回る?

基本的にはガード多めでいいです。マックの掴みはリターンが少ないうえ、ワイヤーつかみでもないのに発生が遅めです。(距離も短い)とりあえず、ガードしておけば大きなダメージは入らないし、バーストもされないでしょう。が、相手が密着して技を振るならガーキャン上Bで浮かせるという王道展開にもっていけますが、しっかりしている人は反撃を取られないように技を振ってきます。ガードばかりしてても埒が明かなくなるということですね。

・シェフでの牽制は?

マックが近づきにくくなるので有効な手段です。ステステ*3などにウインナーが当たってくれたら、DAなどで追撃してもいいでしょう。

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↑あまり近い位置で出してしまうと、回避で後ろ回られてしまいます。Bボタンを連打しすぎないようにしましょう。ちなみに猛者はウインナージャスガしてジョルトをうってくることがあります。
・空前での牽制は?

マックのステップは距離と全体フレームが長いため、空前の爆発に巻き込まれやすいキャラではあります。しかし、マック側も空前にはジョルトブロー(横B)やDAで爆弾を壊しながら突っ込むという解答を持っています。振りすぎるとかなり痛い目に合ってしまうので、正直僕はおすすめしません

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↑こちらもシェフと同じように回避で後ろ回られたらなんでも反撃される。しかも、シェフよりも回り込まれやすい。
・掴みは?

多めに振りましょう。マックはそのキャラの性質上、ステップやダッシュガードが多くなります。しっかりと相手の動きを見て掴みを置くことが重要です。また、マック側もDAやダッシュ下強などを意識させて、突然のダッシュ掴みをしてくることがあります。掴みを置くのは、この行動の対策になります。*4

・DAや空N差し込みは?

こちらもしっかりとステップに合わせる意識で振りましょう。引きステップを特に意識して、深めに技を振ることが重要です。不用意なDAは上スマをもらって最悪撃墜なんてこともあるのでほどほどに。

・まとめるとどうなるの?

まとめると、シェフ牽制や掴め多めに立ち回り、各種技は相手のステップに合わせて当てることが重要です。無理に攻めず、相手の動きをよく見ましょう。

また、先ほどダッシュガードが多くなりがちといいましたが、マックは回り込み回避も多くなりがちです。相手の癖読みになってしまいますが、強気に下スマをしてみるのもいいかもしれません。

台があるステージだと台待ちが非常に有効です。戦場だと上の台が特に有効です。*5突然の上Bや横Bには注意しましょう。空上はぶっちゃけ気にしなくていいです。

3.こっちの着地はどうする?

まず、やってはいけないことは着地で暴れてしまうことです。先ほども言った通り、スマッシュのアーマーで爆アドを取られてしまいます。演出も出るからメンタルもきつい。ゲムヲは空下で暴れがちなので、しっかりと我慢しましょう。基本的には、「着地する瞬間に回避する」ことが通りやすめです。smash l○gさんの動画でも言ってましたが。崖に近いならば、いったん崖に逃げることも重要な選択肢です。(たまにジョルトで崖外に突っ込んでくる怖いもの知らずもいるけど)少なくとも着地で暴れるのは、「回避を読んで相手が様子見をし始めたとき」です。

台があるステージの場合は、台の上に逃げることも重要な選択肢です。ですが、しっかりとジョルトブローでその着地を咎めてくる猛者マックもゴロゴロいるので、結局は着地の選択肢が一辺倒にならないようにすることが大切です。対マック以外でも大切なことだけどね。

4.マックに下強や上強を擦られたときどうする?

下強を上強は、マックが最も多く振る技の1つです。*6下強は横強やジョルト、上強はもう一度上強や、上B、空上につながります。ここで注意しなければならないのは、下強や上強に当たった後、「回避してはいけない」ということです。その後の着地を狩られやすいです。

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↑下強当たった後回避してはいけないことがよくわかる映像(心臓が弱い方はご注意ください)

幸いにも、ゲムヲには上Bという緊急脱出装置があるので、すぐにこれで逃げましょう。また、下強をしっかりと外ベク変*7すると、ジョルトが確定しないことがあります。変な隙を晒してしまったら外ベク変してみましょう。

ガードしている時にも下強や上強を擦られる場合があります。密着して出された場合、普通に上Bで反撃が取れますが、先端を当てられた場合(特に下強)、反確がとれないことがほとんどです。ガードを継続するか、さっさと引きステや上Bで逃げましょう。くれぐれも横強とかで無理に反撃を取らないように。

5.横スマめっちゃ振られるんだけど?

横スマは、3つのシフトがあります。通常シフトはまあ普通の横スマ。上シフトは、上への範囲がかなり広く、対空で使えます。*8下シフトはあまり飛びませんが、ダメージが高く単発で30%持っていきます。一応、下強微ホールド横スマ下シフトでガードが割れます。もう一つ、下シフトで注意しなければならないのが、低%の時うけると、ふっとびが低く受け身展開になってしまうことです。下シフトの受け身をミスってダウン連を食らうと一気に50%以上持ってかれるので、受け身を取れるようにしましょう。

横スマはマックの代名詞*9です。ビビるくらい振ってくる人もいます。

それもそのはずです。マックの横スマはガードされても、ノックバックがえげつないため、反撃が取れないことが多いのです。(フレーム的には上Bや掴みが余裕で間に合いますが、ノックバックでリーチ外にいってしまうことがほとんど。)先ほど言った通り、ガードを割る方法もあるので、スマッシュをガードしたら無理に反撃を取らず、回避やダッシュで距離を取るか、上Bで逃げましょう。ちなみに、ガード解除横強や下強はフレーム的に間に合いません。弱で猶予0Fです。

スマッシュの対策は間合い管理も非常に大切です。ガードをせずにスマッシュを避けることができたら、硬直もノックバックもないのでいろいろ反撃が取れます。

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↑このくらいの距離ならば

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↑横スマが当たらない。ソーシャルディスタンスである。


ですが、非常に難しいことなので、このくらいの間合いなら当たらないかな?ということを意識しつつ、やむを得ない時はしっかりとガードをしましょう。

6.その他気を付けるべき技

・横強

発生4F、崖際ならゲムヲが90%とかで吹き飛ぶ(OPなしの場合)、滑り横強アホほど滑る、というぶっ壊れ技ですが、何故かsmashl○gで触れられなかった技です。とりあえず、一番警戒すべきは撃墜帯の滑り横強でしょう。自分自身が飛び道具となって突っ込んできます。早めのガードを心がけましょう。ちなみに、しゃがむと横強はよけることができます。滑り横強警戒でしゃがむのもありかもしれません。(掴みも避けることができる。が、横スマは上シフト以外普通に当たる)

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また、この技は下強や横スマと違い、前のめりのモーションのせいか反撃が取りやすいです。しっかりと取りましょう。基本上Bが丸いですが、弱や下強*10も間に合うことを頭に入れておきましょう。

・下スマ

ゲムヲが最も警戒する下スマは、崖の2F*11に当てようとしてくる下スマです。ゲムヲは上Bで崖をつかまろうとするとき、びっくりするくらい頭が出てしまいます。上から帰るか、バケツを駆使してしっかりとタイミングをずらして帰りましょう。

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↑崖つかまりの無敵切れにももちろん当たるため注意
・上B

油断しているとたまに急に上Bで対空されることがあります。

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↑こんなん

ゲムヲならば100%超えてれば十分撃墜されるラインです。これをよける方法は早めに回避することですが、正直マック側も地上でスマッシュ振る方がリスクないし、上Bなんて外したらリスクの塊だしで地上で待ってることの方が多いです。ゲムヲ側も早めに回避する方が危険です。もし映像のような上Bに当たってしまっても、これは仕方のないことだと割り切りましょう。ただし、上に台がある場合、しりもち落下で台に乗るか降りるかという2択を発生させることができるので、普段よりも上Bで対空してくる確率は上がるということを頭に入れておいてください。

・後ろ投げ

地味ですが飛びます。ゲムヲなら崖際130%超えたあたりでバーストします。後ろ投げでバーストしてしまう時は、その場上がりを後ろに回って掴まれないようにしましょう。ちなみにほかの投げは飛びません。

7.で、バーストは?

大体が崖展開か復帰阻止です。無理やり回避読みやステップ読み滑り横強で突っ込んでもいいですが、リスクが高いのでおすすめしません。「掴んで外出して復帰阻止‼」これが基本です。

序盤でつかんだらゲムヲはコンボをしたい欲にかられますが、ぐっとこらえて前投げや後ろ投げで外に出しましょう。(ステージの真ん中でつかんだら普通にコンボ)復帰阻止の展開にできることもそうですが、マックは対ゲムヲのコンボ耐性がかなり高いことも理由の一つです。(これは後編で詳しく話します。)

8.最後に

とりあえず、

・無理に攻めるな

・ステップの隙に技を当てることを意識する

・マックと密になったら引きステか上Bで逃げる。*12

・崖回りの展開でアドバンテージを取れ

この4つを頭に入れておきましょう。

今まで長々と書いてきましたが、結局立ち回りに答えはなく、相手によってしっかりと変えるということが大切です。一生横スマ振ってくるマックもVIPにはいるので。一応、幅広く対応できるよう選択肢はいくつか用意したつもりです。

これで前編は以上です。後編では主に「着地狩り」「気合ストレートのアーマー(NB)」「KOパンチ」「復帰阻止」ついて取り上げます。いつ書きあがるかは知らん

6/14 後編上げました→https://satyukangnw.hatenablog.com/entry/2020/06/14/221523

*1:ソニック、CFの次に早い。ぶっちゃけCFは初速に謎のブレーキがかかってるから速いと思ったことあんまないけど

*2:各種空中攻撃の技名に苦手とついている(例 空N 苦手ジャブ)とてもダサい

*3:ステップ&ステップの略(多分)ステップで右往左往してる状態のこと ゴキブリみたい

*4:正直マックに掴みを通されるのは仕方ないと割り切ってもいいと思います。あんなんガード固めるに決まってるじゃないですか。

*5:左右台だと上スマがヒットする。ちなみに、ポケスタ2の台や村町の中央台は、上スマ当たるには当たるが台上にヒットする判定が非常に狭いためあまり気にしなくてよい

*6:中学だか高校だかで習うone of the most構文。高校生時代、最も○○なものの1つってそれ最もじゃなくねみたいなことをずっと疑問に思っていました。でも気にしたら負け。

*7:下強当たるときにスティックをマックとは逆方向に倒す

*8:そのせいで、ガーキャン以外でマックの上スマを見ることがあまりない

*9:一説によるとマックは80%が横スマで残りが水らしい

*10:猶予は0Fだが、このゲームには先行入力というものがあるため実際はそこまで難しくない。横強も二段攻撃であるため、確認も比較的楽

*11:下強もあたる。下強の場合はそこからジョルトが確定する。崖つかまる瞬間に外ベク変仕込んでおくのがおすすめ。

*12:言い忘れていたが、ゲムヲの上Bをマックの上Bで咎められることがあるため、マックの上Bでバーストされる%になったらなるべく引きステで逃げる。